追いコン

14日、サークルの追いコンがあった。


例年3回生が追いコンのセッティングをすることになっているので、いつもより少し違った感覚の追いコンとなった。

卒業される方も、僕が一回生のときに新歓をしてくださった方々をはじめとした、T.C.T.の中でも例年以上関わりの深かった人たち。

少し前まで同じコートの上で、ジャージを着て一緒に練習をしていた先輩方が、
トヨタ自動車や三井住友といった大手企業や、霞ヶ関特許庁などでスーツを着て働くようになるというのは、未だにいまいちピンとこない。

毎年感じることではあるが、身近であった分、その感覚も一入だった。



追いコンではお世話になった先輩方や、駆けつけたOB,OGの方々とのたくさん話した。

かなりお酒が入っていたから若干変なテンションではあったけれど、久々に会う先輩方との話は非常に楽しかった。
同期の友人で今は就活中でなかなか会えない人とも話せたし、大満足。

この追いコンで、やはりT.C.T.自分にとって居心地の良い空間であることが再認識できた。
同時にこうやって毎年お世話になった方々が卒業していき、もうすぐ新しい人たちが入ってくる。そんな当たり前のことに、変化していく環境に期待よりも少しだけ寂しさを感じながら、来年はいよいよ同期が卒業すると思い、さらに時間の流れの速さと、寂しさを感じた。


同じように、高校でお世話になった先輩や、バイトでお世話になった先輩方も卒業されて社会人になる。


春は出会いと別れの季節ではあると言うけれど、
やはり濃い時間を共有した人たちとの別れというのは、
その先にある出会いへの期待を消してしまうほどに大きな寂しさを孕んでいるものだな、と。


たぶん、こう思えるのは幸せなことなんだろうけれど。


今年卒業される先輩方の進んでいく道の上に、たくさんの良いことがありますように。